わかりやすい彼の優しさ。

昨日のメールを見てどう思ったのか
彼はとっても優しかった。

朝から一緒に居てくれて
手を差し伸べてくれる回数も多い。

その優しさが「後ろめたさ」から
くるものだなんて、そこまで私は
バカじゃない
素直に喜ぶ事にした。

隠そうとする事がひとつの返事だと
思うから。

昨日までは本当に怖かった。
もちろんその不安は今日になっても
明日になっても消えないと思うけど
まだ傍にいてもいいのだという
気持ちは伝わってきた気がする。

お昼前にソファで眠ってしまった彼の
傍で過ごす。
せっかく一緒にいられるのに・・・って
思ったりもしたけれど、今この時
彼と一緒にいるのは私なんだと、
そう思うだけで救われた

本当は今寝てしまったら、夜に目が覚めて
彼女と会うのではないか・・・なんて杞憂も
有った。

夕方部屋を後にする時も、本当に寝て
いるのか寝息を確かめた。
軽食を作り、メッセージを残した。
私が書いたメッセージをいつも置いたままに
している事を利用したのだ。
彼女が来れば、それの位置は変えられて
いると思ったから。

そして2色のコーヒーカップを置いた。

来る事を想定してしたこの行動。
でも来ないにこした事はない。

自分でもここまでする必要が有るのか
少し迷った。これでは何か有った時に
真っ先にそれに気づき、一番傷付くのは
自分なのだから。

でも結果、何も起こらなかった。
いつもいつもこんな事の繰り返し。

でも
でも
不安は消えない。

彼が彼女に好意を持っている事は事実な訳で
今後きっと何かのきっかけで何かが起こって
それを何かのきっかけで私は知る事になるのだろう

それを阻止する事は出来るのだろうか

でも一番気を付けなきゃいけないのは
その想いばかりが先行して、彼に負担をかける事

適度にね。適度に。

・・・でも
それが出来ればこんな事言ってないんだろうな